ワンルームとは

賃貸住宅を借りる場合に知っておきたいことがらがたくさんあります。そのひとつが部屋の大きさについての用語です。賃貸雑誌やインターネットサイトを見てみると、2LDKや3LDKなどの用語を見たことがあると思います。これらの用語はどのような意味なのでしょうか。
Lとは英語でリビングという意味です。リビングとは日本の家では居間に当たる部分です。いわゆる家族が集まって会話をしたり団欒の時間を過ごしたりする場所のことです。Dとは英語でダイニングという意味です。これが食事をする場所のことをあらわしています。そしてKとは英語でキッチンという意味です。これはわかりやすいですね。日本での台所に当たる部分です。
それではアルファベットの前についている数字はどのような意味でしょうか。この数字は部屋の数をあらわしています。つまり、2LDKの住宅とは2つの部屋とリビング・ダイニング・キッチンという3つの働きをもった大きな部屋がある住宅のことをあらわしています。
それではワンルームとはどのような住宅でしょうか。DKやLDKなどのアルファベットがついている住宅はキッチンやダイニングなどがふつうの部屋とはっきりと分かれています。食事をする場所と寝る場所がきっちりと区別されているのですね。ワンルームとはこのような区別がない住宅のことです。ワンルームでは寝る部屋の一角にキッチンがついていたり食事をする場所がついていたりします。ワンルームという言葉のとおり大きなひとつの部屋のなかですべての生活を行います。ワンルームについてここまでのお話はわかりましたか。
このようなワンルームは設備にお金があまりかかりませんので家賃が安い物件が多いです。これがワンルームを借りる大きなメリットであるといえるでしょう。そしてワンルームでの生活は便利です。手を伸ばせば何でも届きます。隣の部屋に忘れ物を取りに行くなんてことはありません。しかし、すべての生活をひとつの部屋で行うといっても、お風呂とトイレは別の場所に用意されています。安心してくださいね。

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